自分で廃車手続きをする場合、具体的にどういった手順で廃車手続きをおこなえばいいのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか?そんな方のために今回は、自分で廃車手続きを行うときの流れについてお話しいたします。
1,車の解体を行う
まずは、解体業者に依頼して車を解体してもらいましょう。この作業をご自身で行うのは難しいと思うので、この手順は業者に依頼されることをおすすめします。
2,手続きに必要な書類などを集める
必要なものは全部で6つです。ここからは、それら一つずつを取り上げて解説していきます。
・ナンバープレート
解体業者に解体していただいた後に、受け取ることができます。前後2枚のナンバープレートは廃車手続きの際に必要になってくるので、その時まで捨てずに保管しておいてください。
・印鑑証明証
廃車する車の所有者の印鑑証明書が必要になるので、お近くの市役所などで発行してもらいましょう。大体450円ほどで発行してもらえます。印鑑証明書を発行するためには、実印登録が必要なので、まだの方はこの機会に実印登録をしてください。また、この証明書の有効期限は発行してから3か月以内なので、廃車手続きに行く目途が経ってから発行してもらうことをおすすめします。
・印鑑
廃車手続きの際にシャチハタなどの認印は使用できませんので、実印を持参しましょう。
・自動車検査証
車検を受けたことを証明するもので、車検業者から、車検が終わった後にもらいます。
・住民票
自動車検査証に記載されている所有者の住所が、印鑑証明書に記載されているものと異なる場合に必要になります。これは住所が異なる場合のみ必要になってくるので、住所が同じ場合はなくて結構です。
・委任状
車の所有者以外の方が、代理で廃車手続きを行う場合に必要です。業者に依頼する場合も、委任状を作成して渡します。
3,陸運局か軽自動車検査協会で書類を集める
どちらかに足を運び「抹消登録証明書」と「手数料納付書」を購入して、必要事項を記載しましょう。
4,窓口でナンバープレートと書類を提出
ナンバープレートを返却すると、その証明として手数料納付書に判を押してもらえます。
5,自動車税の抹消申告
自動車税事務所で自動車税申告書を入手し、必要事項を記入して窓口へ提出します。この手続きで廃車手続きを行った日の翌月から年度末までの自動車税が返還されます。しかし、軽自動車は年払いのため返還されません。
いかがでしたか?
こうしてみると過程が多くて手間がかかります。ご自身で行うのが面倒な方には、業者に依頼することをおすすめします。