こんにちは、有限会社金田商店です。今回は廃車の処理方法についてご紹介していきます。特に車に対する知識が浅い女性にとっては、「廃車の処理ってどうするの?」と不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
でも安心してくださいね。
これから廃車をお考えの方や廃車についてご存知ない方にのために、大まかではありますが、廃車の処理方法の三つの方法についてご説明していきます。
■永久抹消登録
まず一つ目は永久抹消登録です。自動車を既に解体済であったり、災害などにより自動車が使用できなくなったりした場合は現在所を管轄する運輸支局で行います。
必要な物は所有者の印鑑証明書、所有者の委任状、車検証、ナンバープレート、手数料納付書、永久抹消登録申請書、「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き、自動車税・自動車取得税申告書です。永久抹消登録はご自身で行われる場合には費用はかかりませんが、代行を頼むとその分の費用がかかります。
■一時抹消登録
二つ目は一時抹消登録です。自動車の使用を一時的に中止する場合、現在所を管轄する運輸支局で行います。必要なものは、所有者の印鑑証明書、所有者の委任状、車検証、ナンバープレート、手数料納付書、永久抹消登録申請書、自動車税・自動車取得税申告書です。費用は運輸支局で一時抹消を行う際に必要な手数料のみで一時抹消登録の場合は、350円かかります。
一時抹消をお店に依頼する場合にかかってくる費用です。依頼するお店によって費用は異なります。ご自身で手続きを行う場合は不要です。
■解体届出
最後の三つ目は解体届出です。自動車を一時抹消登録後に解体した場合は、最寄の運輸支局で解体届出を行います。必要な物は所有者の委任状、登録識別情報等通知書または一時抹消登録書、「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き、手数料納付書、永久抹消登録申請書、代理人の印鑑です。お店に代行をする場合のみ費用がかかるので、ご自身で行われる場合は費用はかかりません。
流れとしては
運輸支局で用紙の入手・作成
↓
登録手数料の支払い
↓
ナンバーの返却
↓
運輸支局窓口に書類提出
↓
登録識別情報等通知書の交付
↓
税事務所へ一時抹消の申告
のようになります。
実際に廃車を行なったことがない方のほとんどがこのような三つの種類があることを知らないと思います。どれも基本的にご自身で行うことができれば費用がかからないので、一連の流れ、必要な物、やり方を調べて事前にしっかり準備して行いましょう。
今回は廃車の処理方法の3種類についてご紹介させていただきました。もし何かお困りで廃車の事や、処理方法について知りたいことがあれば是非金田商店に気軽にご相談ください。