みなさんの中に、もう使っていない車をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
維持費もかかりますし、そろそろ売ることを考えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、今回は買取を依頼する前に知っておきたい中古車査定のポイントについてお話しいたします。
■外装
ボディーの色や傷、汚れは査定金額に大きく関わってきます。ボディーの汚れや傷、へこみ、ランプやアンテナの状態がいいほど査定価格が高くなるのは勿論のこと、人気の色も査定価格が高くつきます。
傷は小さなものでも、プロの方はしっかりと見抜きます。
その他のチェックポイント
・ナンバープレート
・ガラス
・サンルーフ、ムーンルーフの動作確認
・ボンネットや天井の状態
・ドア、ウインドウの動作確認
・エアロパーツ
※
サンルーフ、ムーンルーフ:一般的に天窓と呼ばれる屋根に装備されている開口部を指します。特に開口部の外板がガラスでできたものをムーンルーフと言われています。
ボンネット:車のエンジンがあるフロント部分を覆うパーツ。
エアロパーツ:車の空気抵抗や揚力を減らすためのパーツを指します。ボンネットにある空気孔や屋根の後ろ側につける羽のようなものが挙げられます。
■内装
シートやフロアマットは、汚れがひどいと交換が必要になってきます。したがって、その場合の査定価格は低くなります。
加えて、たばこやペットのにおいなども査定価格を下げる要因になってしまうので注意が必要です。
その他のチェックポイント
・オーディオ類とスピーカー
・カーナビ
・ハンドルやメーター類
・エアバッグ
・トランクスペースの状態
・スペアのタイヤ
・付属の装備品
■走行距離
あなたの車の年式と総走行距離から、年間走行距離を割り出します。
その年間走行距離が平均値(普通車で約10,000km、軽自動車で8,000km)を超えていると査定価格が低くなります。
逆に年間走行距離が平均値以下だと、査定価格が高くなることも期待できます。
■エンジン周辺
エンジン音の異常やオイルとプラグの状態、改造パーツの有無、修理履歴など細かくチェックします。
エンジンをオーバーホールしたり、載せ替えたりしている場合は、申告する査定価格が高くなる可能性があるので、ぜひ申告してください。
※オーバーホール:分解して点検修理すること
その他のチェックポイント
・バッテリーの状態
・車台番号
■定期点検整備記録簿
これは、以前の整備状況について書かれた書類です。
所有者、車体番号、ナンバー、点検整備日時、検査責任者名、検査時における総走行距離などが記載されています。
これがあるのとないのとでは、査定価格に差が生じます。
■取扱説明書
これもあったほうが査定価格が高くなります。
次のオーナーさんにとっては必要な書類ですので、追加パーツに関する取扱説明書と共に、きちんと保管されているか確認しておきましょう。
いかがでしたか?
このように査定価格に影響する要素は沢山あります。
まずはこれらの要素が満たされているか確認し、用意できるものは業者に提出できるようにしておきましょう。