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もしあなたが、中古車の売却を検討する際に、自動車税に関する不安が募ってなかなか売却に踏み切れないというのであれば…

今回は、自動車税の仕組みやそれをうまく利用できるような売却の方法についてご紹介いたします。

 

◎自動車税とは?

そもそも自動車税というのは、自動車を所有していることによってかけられる税金のことで、自動車の種類や0.5L刻みの総排気量に応じて納税する金額が定められています。

軽自動車に対しては軽自動車税というものが代わりにかけられています。

毎年4月1日の時点で自動車を所有している方が対象となり、5月中に1年分を支払うことが義務付けられています。この支払いを滞納すると、手放すことが困難になりますので、まずは支払いができているかを確かめておくことが大切です。

 

◎自動車税に関する注意点

この自動車税で注意しておきたいのは支払いの区分が年度ごとであるということです。

4月1日に自動車を所有しているかどうかによって支払い義務の有無が変わりますので、1年間所持しているかということは関係ありません。

つまり極端な例を出すと、4月2日に自動車を手放してその後翌年の3月まで一度も車を使わなかったとしても、1年分の自動車税を支払わなければならないのです。

こうなると3月末ぎりぎりまで車を所持しておかないと不利なような気がしますよね。

でも自動車税を取り戻せる方法をご紹介いたしますのでご安心を。乗らないのに持っていても邪魔ですし、停めておく場所の駐車場代もかかるかもしれませんので、二つの手段を知って自動車税を取り戻しましょう。

 

◎自動車税を返してもらうための方法

自動車税を返してもらうには、車を廃車にする必要があります。運輸支局で廃車の抹消手続きをすることによって、廃車にした翌月から3月までに相当する分を返金してもらえます。

数か月後に印鑑証明書に記載された住所に還付通知書というものが届くので、その書類と印鑑と身分証明書を金融機関に持っていくことでお金を受け取ることができます。

 

◎買取でも自動車税を取り戻せるかもしれません!

ここまで自動車税の仕組みや自動車税を取り戻すための処分方法についてご紹介いたしました。自動車税を変換してもらうための条件として廃車にするということをお伝えいたしましたが、買取でも損をしなくて済む可能性があります。

というのも、多くの買収業者や中古車販売店では、査定価格に上乗せする形で買い取りをしてもらえるためです。

余計に支払った自動車税そのものが戻ってくるというわけではありませんが、それに相当する金額が補填される形になりますので、査定価格次第では廃車よりも多くの現金に換えることも可能になります。

愛車を手放す際には買取も検討されることをお勧めいたします。