「廃車の手続きをしようとしている」
「廃車の手続きに必要な書類が知りたい」
このような方はいらっしゃいませんか?
手続きする際は、事前にきちんと把握しておきたいですよね。
そこで今回は、皆さんに廃車に必要な書類をいくつか紹介します。
□手続きの種類
廃車の手続きに必要な書類は、手続きの種類によって異なります。
種類には、「永久抹消登録」「一時抹消登録」「解体届出」の3つがあります。
□永久抹消登録
永久抹消登録とは、自動車を解体している場合や、災害で自動車が使えなくなった場合にする手続きのことです。
*手続き代行店
手続き代行店で手続きする場合に必要な書類は下記の通りです。
1.所有者の印鑑証明書(発行されてから3ヶ月以内)
2.所有者の委任状(所有者の実印の押印があるもの)
3.車検
4.ナンバープレート(前後面の2枚)
5.「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き
これらの5つの書類は必ず必要なので用意しておきましょう。
もし、車検とナンバープレートが返納できない場合は、理由書が必要です。
*個人
個人で手続きをする場合は、上記の5つの書類に加えて、手数料納付書、永久抹消登録申請書(及び解体届出書)、自動車税・自動車取得税申告書が必要です。
□一時抹消
*手続き代行店
1.所有者の印鑑証明書(発行日されてから3ヶ月以内)
2.所有者の委任状(所有者の実印の押印があるもの)
3.車検証
4.ナンバープレート
店に依頼する場合は、上記の4つの書類が必要です。
また、自動車が盗まれた場合や、車検に記載されている住所、氏名が印鑑証と違う場合は、別途書類が必要です。
*個人
個人でする場合は、上記の4つの書類に加えて、手数料納付書、一時抹消登録申請書、自動車税・自動車取得税申告書が必要です。
□解体届出
*手続き代行店
1.所有者の委任状(所有者の認印の押印があるもの)
2.登録識別情報等通知書(あるいは一時抹消登録証明書)
3.「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き
店に依頼する場合は、これら3つの書類が必要です。
登録識別情報等通知書を返納できない場合は、理由書が求められます。
また、車検が1ヶ月以上残っている場合は、別途書類が必要です。
*個人
個人で手続きを行う場合は、上記の3つに加えて、手数料納付書と永久抹消登録申請書(及び解体届出書)が必要です。
□まとめ
以上、廃車に必要な書類をいくつか紹介しました。
廃車にするだけでもたくさんの書類が必要ですね。
手続きを行う際は、事前に上記の内容を把握しておくことをオススメします。