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車を長く所有していると、買い替えや廃車を考える時がきます。
「車を手放す時期はいつなのか?」と疑問や不安が出てきます。

事前にこのタイミングを知っておくことで、買い替えなど、先のことを計画的に考えることができます。
今回は、事前に知っておくべき廃車のタイミングを解説します。

いつ買い替えるか?

廃車の基準は、「10年10万キロ」と言われています。
このくらい走っていると、車の部品が傷んでくるため交換や修理が必要になってきます。

2015年度の調査(JAMA)で、新車の平均保有率は7.5年、中古車は6年となっています。
しかし、車の性能は向上してきていますので、より保有率が長くなると考えられます。
廃車や買い替えのタイミングはいくつかあります。

車検の時期

年数が経つごとに車検の回数が増え、部品の交換も増えてくるため見積金額も高くなります。
車検を考える時に、今の車を維持するか、買い替えるかをディーラーのアドバイスを参考にしたりして考える方が多いようです。

走行距離が長い

走行距離が長いと、エンジンパーツやその他の部品の交換や修理が必要になってきます。
修理する部品によっては、数十万単位の多額の費用がかかってしまい、車の市場価値などを考えて廃車を決めることがほとんどです。
愛車を手放したくない、という方には苦渋の決断になりそうです。

ライフスタイルに合わせて

子供ができたので、小さい子供でも乗り降りしやすいようにスライドドアの車に買い替える、子供が巣立ち、今は夫婦2人しか使わないのでコンパクトな燃費のいい車に買い替えるなど、ライフサイクルの変化によって買い替えを考えるという方もたくさんいます。

また、キャンプやドライブなどの趣味によって検討される方も増えてきています。

引越しをするとき

転勤などの都合で引っ越しする時は廃車を決めるタイミングです。
長い期間車に乗っていなくても、持っているだけで維持費用がかかってしまうからです。
自動車税を毎年払いますし、月々の保険料や駐車場代、車検などの費用を廃車することによってなくせます。

しかし、転勤の期間が短いなど、近い将来に使う可能性があればよく考える必要があります。
一時抹消登録と言って、一時的に廃車状態にすることによって保険料や税金を止める方法もあります。

所有年数が長い、車種が古い

所有年数が長いと、あまり乗っていなくても時の経過とともに劣化する部品の修理が必要になります。
また年式が古いと、生産停止になった車種や製造停止になった部品が出てきて、修理ができない可能性もあります。
また、車の市場価値よりも高い費用がかかる修理が出てきますので、車を手放す方が結果的に費用を抑えられます。

まとめ

上記の通り、車や人、両方の都合による廃車のタイミングが出てきます。
そろそろかな?と思ったら、車の市場価値をチェックしたりして、次の性能の良い・家族にあった車を考えてみてはいかがでしょうか。