「車を廃車に出すことに決めた。でも、車体に残っているガソリンはどうすれば良いんだろう?」
廃車に出そうと決めている方の中には、このような疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ガソリンを抜いてから廃車に出すべきか、抜かずにそのまま廃車に出して良いのか、どちらが良いのでしょうか。
そこで今回は、廃車に出す際に車の中のガソリンを抜く必要があるかどうかについてご説明します。
□廃車に出す際にガソリンを抜く必要はある?
結論から先に言いますと、廃車に出す際に車体の中のガソリンを抜く必要はありません。
なぜなら、解体業者が車の解体作業を行う際に車体の中にガソリンが残っているかを確認して、残っている場合にはガソリンを抜き取ってくれるからです。
ガソリンは、引火する恐れがあるため取り扱いには十分な注意が必要です。
では、業者はどのように作業を行うのでしょうか。
次に、業者がガソリンを抜く際の作業方法についてご紹介します。
□業者の作業は安心です!
まずガソリンを抜くにあたって、専用のジャッキを用いて車体を持ち上げます。
次に、専用の機械であるスラストカッターを用いて、ガソリンタンクの底面に穴を開け、そこからガソリンを抜き取るという方法です。
この方法では、ガソリンタンクに直接穴を開けるためガソリンに引火する危険性があります。
しかし、この際に難燃性の窒素ガスを出しながら作業を行うため、引火の心配はなく安全に作業を行えます。
□自分でガソリンを抜く方法について
みなさんの中には「車体に残っているガソリンを抜いて他の用途で有効活用したい。」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ポンプを使う方法
市販のポンプでは現在のタンク構造からガソリンを抜くことはほぼ不可能です!
引火の危険性もあるので絶対に行わないでください!!
他にも、業者が行う作業方法と同様に車体を持ち上げる方法もあります。
しかし、こちらの方法はガソリンが周囲に溢れる危険性があるので、適正な設備がない場所では行わないでください。
このように、ガソリンを自分で抜く方法はありますが、車体の中のガソリンを全て抜くことが難しく、また大きな危険も伴います。
そのため、ガソリンを抜く作業は絶対に、ご自分ではなさらないで、解体業者に任せるのが良いでしょう。
□最後に
ここまで、廃車に出す際に車の中のガソリンを抜く必要があるかについてご説明しました。
ガソリンは取り扱いに十分な注意が必要ですので、プロである業者に任せるのが安心かつ安全ではないでしょうか。
大阪で廃車の買取をお考えの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。