Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

「廃車にした後の車はどういった用途で使われているのだろう。」
「無駄にはならないのかな?」
廃車になった車がその後どのように有効活用されているのでしょうか?
実は、動かなくなった車にも有効な使い道があります。
そこで、今回は「廃車にした車のその後」をご紹介します。

 

□引き取りからの流れ

*部品ごとに分けて解体する

交通事故などでエンジンやブレーキが故障し動かなくなった車でも、まだ使用できる状態の部品があることは多いです。
そのような場合、部品取りを行いテールランプやタイヤ、ラジエーターなどに分解します。
そのようなパーツは利用価値があるので、中東やアフリカなどの国に輸出され現地で利用されます。

*スクラップにする

使用できる部品がほとんどない場合だとスクラップにした後に、スクラップ業者に引き渡します。
車はほとんど鉄で構成されているので、スクラップになっても有用な資源として扱えます。
スクラップ業者に引き渡し、そちらで有効に活用してもらいます。

 

□なぜ、海外に輸出するの?

なぜ、解体した部品を日本では売らずに海外で売るのでしょうか?
それは、日本と海外では車に対するイメージが異なるからです。
日本では、「中古で売ることができない」「誰も買い手がいない」という状態の車は廃車になることが多いです。
一方中東やアフリカでは、「車が故障しても動かない部品を交換すると動くなら廃車ではない」という考えの方が多いです。
そのため、日本で廃車になった車やまだ動く部品は海外に輸出し、現地で有効活用できるのです。
また、日本の車検期間が短いこと、日本人は丁寧に車を使用する人が多いことなども日本で廃車になった車が海外で人気がある要因です。
日本製の車はコストパフォーマンスが良く、安いものでも十分な性能があるため海外でもかなり信用されています。

 

□まとめ

今回は「廃車にした車のその後」をご紹介しました。
廃車になった車は、解体し部品ごとに輸出され、海外で利用されています。
海外での人気も高い日本の車は、部品だけになったとしても十分に価値のあるものなのです。
当社は、大阪府住之江区で自動車解体業を約55年以上行っています。
地域密着型の経営で、大阪の自動車リサイクルをしています。
事故や故障・老朽化などで乗れなくなった車を解体し、自動車リサイクル法にしたがって適正に処理しています。
興味のある方は、ぜひ一度当社までお気軽にお問い合わせください。