廃車とはそもそもなんなのか?
自動車業界で働いている方でもはっきりわかる人はいないと思います。
自動車リサイクル法の中でも廃車=使用済み自動車の定義は曖昧で
乗らなくなったお車を所有者がどうしたいかで変わってくるんです。
そこで引取業者の登録をした業者は中古車なのか廃車なのかを
お客様の同意を得て判断しなければいけません。
以下引取業者の主たる業務
所有者(お客様)から使用済自動車を引取る義務です。所有者の意向を確認し、
使用済自動車としての引取か中古車としての引取かを決定します。
一旦、使用済自動車として引取ったものは中古車として流通させることは出来ません。
使用済自動車として引取った際には、使用済自動車引取証明書をお客様(最終所有者)に必ず交付し、また、その車が解体された後には永久抹消登録と自動車重量税還付の手続が可能になった旨を連絡して下さい。
ですから引取業の登録をしていないとすべて中古車として買取ることになり、
もちろんリサイクル料金をお客様に支払って買取することになります、
ですから「廃車買います」というならば引取業の登録は必要になります。
私たち解体業者も襟を正すべきところは正していかないと
秘密を作ったままでは、お客様に信頼されない業界のままですし
お願いして良かった、安心できるお店、とは思ってもらえないでしょう。
もちろんこれは私の勝手な呟きですが…
じゃあどの辺りから廃車として扱うか?というラインを決める必要があるワケよ。
値を付けて買って行く業者が居る限り、それは商取引として認めざるを得ない。
例えソレをマジメにやったとして、結局墓穴掘るのは解体屋自身になるよなってのがオチw
廃車としての基準に満たない貿易車は一切解体屋触れない、やってくるのは廃車認定
された、横並びの価値のクズばかりw
こうなるとどこが値を付けても一緒になるだろ?
その中で競争に勝とうと思えば、利益削ってスケールメリットでの勝負になる。
そうなると1日1000台やれるようなメガ解体屋しか残れないワケだ。ww
まあこれは廃車の基準作らなかった今でも一緒だけどなwww
今から残ろうと思えば、メーカー系の全部利用コンソーシアムに入るしか無いだろうな。
というかメーカーも行政も、こういうゴールを望んで20年先見て法を作ったフシを感じる。
今解体し易いクルマってのが出てきてるだろ?
それらは、いずれメーカーが解体始める頃に合わせてんだろうな。
潰しにくい面倒なタマは旧来の解体屋に〆させつつ、ノウハウ吸い上げて、
自分らが始める頃には、ニブラ1台だけで完全分離出来るように設計したってワケだw まああんたの独り言だらどうでもいいがな。そんな玉ばっか集めてもうからんし、一般人にはいくらご高説たれたところでどうでもいいことだろ、ww